競落人(読み)きょうらくにん

精選版 日本国語大辞典 「競落人」の意味・読み・例文・類語

きょうらく‐にんキャウラク‥【競落人】

  1. 〘 名詞 〙 競落によって目的物権利を取得した人。競落者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の競落人の言及

【法定地上権】より

…日本では,土地と建物をそれぞれ独立の不動産としているので,建物の抵当権の効力はその敷地に及ばず,反対に,敷地の効力は建物に及ばない。そこで,土地とその地上の建物との両方を所有する者が,いずれか一方(例えば,建物)だけを抵当に入れた場合に,抵当不動産につき競売がなされて競落人(けいらくにん)が生ずると,土地と建物とが所有者を異にするに至る。この場合,建物所有者(競落人)には当然には敷地を利用する権利がないため,土地所有者から建物収去土地明渡しを請求されるおそれがある。…

※「競落人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android