竹敷(読み)たかしき

精選版 日本国語大辞典 「竹敷」の意味・読み・例文・類語

たかしき【竹敷】

  1. 長崎県対馬市美津島町竹敷(たけしき)古称。竹之浦。
    1. [初出の実例]「多可之伎(タカシキ)黄葉(もみち)を見れば吾妹子(わぎもこ)が待たむといひし時そ来にける」(出典万葉集(8C後)一五・三七〇一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の竹敷の言及

【美津島[町]】より

…雞知(けち)は平安末期から鎌倉前期にかけて対馬を支配した阿比留氏の本拠地であったと考えられる。浅茅湾内の竹敷は旧海軍の要港で,現在は海上自衛隊の基地となっている。産業は水産業を基幹とし,イカ漁のほか,真珠,ハマチ,タイ,アジなどの養殖が盛んである。…

※「竹敷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android