笑殺・咲殺(読み)しょうさつ

精選版 日本国語大辞典 「笑殺・咲殺」の意味・読み・例文・類語

しょう‐さつ セウ‥【笑殺・咲殺】

〘名〙
① (「殺」は、上の動詞の意を強める助字) 大いに笑わせること。また、大いに笑うこと。
※寛斎摘草(1786)二・乙未除夕「笑殺諸年少、春風騮馬驕」 〔李白‐当塗趙炎少府粉図山水歌〕
一笑に付してかえりみないこと。笑って相手にしないこと。
※新撰万葉(893‐913)上「深春山野猶看誤、咲殺寒梅万朶連」
③ 悩殺すること。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

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