符信(読み)ふしん

普及版 字通 「符信」の読み・字形・画数・意味

【符信】ふしん

しるし。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の符信の言及

【旅】より

…とくに西域や南海に赴任する場合は,旅立ちが永遠の別離ともなり,その送行にあたっては知人友人が餞別の宴を設けて見送り,これは詩歌の好題になるとともに,士大夫階級の風俗の一つとなった。 主要な道路には一定区間ごとに駅館や郵亭が置かれ,官吏の旅行においては一定の証明証(符信,虎符,符節などと呼ばれた)を所有して,これらの施設やそこに置かれた車馬や役夫を利用することができた。その利用は官職によって差があり,唐の律令には細かい規定がみえる。…

※「符信」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」