筆覘(読み)ヒッテン

デジタル大辞泉 「筆覘」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐てん【筆×覘】

墨を含ませる前に、筆先をひたしてやわらげるための水を入れておく小さな器。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「筆覘」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐てん【筆覘】

  1. 〘 名詞 〙 筆に墨を含ませる前に、筆先を柔らかくするための水を入れておく小さい器。〔米庵墨談(1812‐27)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android