籐細工(読み)トウザイク

デジタル大辞泉 「籐細工」の意味・読み・例文・類語

とう‐ざいく【×籐細工】

籐の茎で細工をすること。また、その細工物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「籐細工」の意味・読み・例文・類語

とう‐ざいく【籐細工】

  1. 〘 名詞 〙 籐のつるを編んで細工すること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の籐細工の言及

【トウ(籐)】より

…トウ属Calamus,キリンケツ属Daemonoropsなど,熱帯に産する数種のつる性ヤシ類の総称(イラスト)。茎は籐いすや籐細工に用いられる。茎はつる性で細く,他の木に巻きついて伸び,長さ60~180mになるものもある。茎には節があって,ここから長い柄のある葉を出す。葉柄の基部は葉鞘(ようしよう)となって茎を抱き,葉は羽状複葉で,先端は通常,むち状に長く伸びる。葉柄や葉鞘,葉の裏面の中肋には太く鋭いとげが下向きに多数あり,また茎にもとげを有するものがあって,これらのとげで他物にからみつく。…

※「籐細工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android