細工物(読み)サイクモノ

精選版 日本国語大辞典 「細工物」の意味・読み・例文・類語

さいく‐もの【細工物】

  1. 〘 名詞 〙 物に細工を施すこと。また、その細工した物。
    1. [初出の実例]「とんと人形のやうで、見物が栢莚ではない、細工物(サイクモノ)だらうと云ひました」(出典:滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の細工物の言及

【手芸】より

…手芸の技術には多くの種類があるが,表現の形態から二つのタイプに分けられる。まず,その技術で物の形が加工されるものを独立手芸と呼び,織物,編物(レース類を含む),袋物,細工物(皮革,ビーズ,押絵つまみ(摘)細工),造花,人形細工などが含まれる。一方,作品の一部にその技法を用いるものを付随手芸と呼び,刺繡(キャンバス・ワークドロン・ワークカットワークアップリケスモッキングキルティングなどを含む),染色などがあげられる。…

【見世物】より

…見世物は多く香具師(やし)の手で行われ,全国的に巡業するのを常とした。これらの種類を大別すると,(1)奇術(手品),軽業,曲芸,舞踊,武術などの技術や芸能を見せるもの,(2)畸人,珍禽獣(ちんきんじゆう),珍植物,異虫魚などを見せるもの,(3)からくり,生(いき)人形,籠細工(かございく),貝細工などの細工物を見せるものの3種となる。 まず京都の四条河原がその発祥地として,すでに慶長期(1596‐1615)ころには蜘舞,大女,孔雀(くじやく),熊などの見世物が,歌舞妓や人形浄瑠璃などにまじって小屋掛けで興行していた。…

※「細工物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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