糾返(読み)きゅうへん

精選版 日本国語大辞典 「糾返」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐へんキウ‥【糾返・糺返】

  1. 〘 名詞 〙 事理をただして、抑留した物を返すこと。
    1. [初出の実例]「件雑物等任日記状之旨、可糺返之由、使許雖仰遣、更以不承引者、本寮本寺沙汰也」(出典:東南院文書‐延久四年(1072)九月二二日・美濃国牒案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む