…それに対しワキやアイの語りは,台本上の語りの全体を音楽的にも〈語り〉の様式で処理する。いずれの場合も,所作の点からは,動きを伴わない素語りと,写実的な動作を添えながら語る仕方語りとがある。三味線音楽の義太夫節では,時代物において,やはり1人の登場人物が過去の物語を述べる部分がある。…
…日本の音楽や舞踊で用いることば。〈素〉の意味はもともと,飾り気がなく,それ自身ということで,音楽の面では〈素唄(すうた)〉〈素謡(すうたい)〉〈素浄瑠璃〉〈素語り〉〈素で演奏する〉などと用いられる。長唄に関していえば,芝居から離れた純演奏会様式のものを〈素唄〉といい,また囃子なしで,三味線の伴奏だけで奏することを〈素〉ともいう。…
※「素語り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...