終霜(読み)しゅうそう

精選版 日本国語大辞典 「終霜」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐そう‥サウ【終霜】

  1. 〘 名詞 〙 冬から春に向かう時期におりる霜(しも)で最もおそいもの。忘れ霜。別れ霜。晩霜。《 季語・春 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の終霜の言及

【霜】より

…また斜面に沿って冷たい空気が流れ下りるので,それに沿って霜が降りることも多く,霜道(しもみち)とよばれる。霜のできる気温からわかるように,関東以西では霜は冬季に発生するが,冬を迎えて最初の霜を初霜(はつじも∥しよそう),春を迎えて最後のものを終霜(おわりじも∥しゆうそう)という。晩春から初夏にかけて移動性高気圧に覆われるようなときに放射冷却によって,夜間急に気温が下がって霜が降りる。…

※「終霜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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