時期(読み)ジキ

デジタル大辞泉 「時期」の意味・読み・例文・類語

じ‐き【時期】

ある幅をもった時。期間。「入学時期」「時期が重なる」
その時。そのおり。「時期が来ればわかる」
[類語]時分時代年代世紀時世じせい時節とき時世ときよエポック

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「時期」の意味・読み・例文・類語

じ‐き【時期】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 時代、期間、期限など、ある区切られた時。時分。ころあい。
    1. [初出の実例]「Maturity,s. 熟シタルコト。〈略〉時期ノ満ツルコト」(出典:英和対訳袖珍辞書(1862))
    2. 「其成長の時期をはかり、根もとより之を刈り取り」(出典:尋常小学読本(1887)〈文部省〉六)
  3. 季節

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「時期」の解説

時期

火成岩の中の同じ鉱物種の二つまたはそれ以上の群が,異なった群で結晶の大きさや形が顕著に異なる場合に用いられる.斑晶正長石を囲んでいる石基に正長石が含まれる場合などで,斑晶のものは石基よりも早期の時期(generation)に属するという.二つの群は異なった形成時期を示しており,マグマの冷却過程での条件変化に対応している[Holmes : 1920].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。正月は丑(うし),午(うま)の日,2月は寅(とら),酉(とり)の日というように月によって...

一粒万倍日の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android