組体操(読み)クミタイソウ

デジタル大辞泉 「組体操」の意味・読み・例文・類語

くみ‐たいそう〔‐タイサウ〕【組(み)体操】

複数の人が組んでさまざまな形を作る体操。例えば、二段から四段程度の塔を作ったり、波の動きを表現したりする。組み立て体操。

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知恵蔵mini 「組体操」の解説

組み体操

2人以上の人間が組んで行う体操のこと、特に多数の人体の組み合わせにより様々な立体形を作り出す演技のこと。代表的なものに、四つん這いになった人間多数が三角形に段を作っていく「ピラミッド」や肩に乗って立ち上がる「タワー」がある。日本では小中高校での運動会で広く取り入れられ披露されているが、2013年度には全国の小中高校で組み体操により8000件以上の事故が起き、うち骨折が2000件超(日本スポーツ振興センター調べ)となっている。15年9月には大阪市教育委員会が「ピラミッド」「タワー」に高さ制限を設けたが以後も骨折事故が多発、16年2月9日にこれら二つを禁止する方針を決めた。また、16年2月22日には千葉県流山市が新年度から小中学校での組み体操全般を禁止することが報道され、同県柏市も25日の教育委員会で全面廃止を決定し15年度中に市内の市立の全小中学校に伝達する見通しとなっている。

(2016-2-24)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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