羽節酒(読み)はぶしざけ

精選版 日本国語大辞典 「羽節酒」の意味・読み・例文・類語

はぶし‐ざけ【羽節酒】

  1. 〘 名詞 〙(きじ)羽節部分に付いた肉と塩とを混ぜ入れて作った酒。

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関連語 キジ 名詞

世界大百科事典(旧版)内の羽節酒の言及

【キジ(雉)】より

…せんばは煎盤などと書くもので,煎酒(いりざけ),しょうゆなどでいり煮にしたもの,こくしょうは濃漿で,みそじたてで汁の多い煮物である。はふし酒(羽節酒)は羽の付け根のふしを焼いて酒に浸すもので,フグのひれ酒の類,つかみ酒は同様に腸を用い,みそを加えたものであった。ちなみに現在,きじ焼きというと魚の切身を付け焼きにしたものをいうが,本来はキジそのものを焼いた料理であったことは当然で,《江家次第(ごうけしだい)》にその名が見える。…

※「羽節酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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