羽裏(読み)ハウラ

デジタル大辞泉 「羽裏」の意味・読み・例文・類語

は‐うら【羽裏】

鳥の翼の裏側
袷羽織あわせばおりの裏用布。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「羽裏」の意味・読み・例文・類語

は‐うら【羽裏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥の翼のうら側。
  3. 袷羽織(あわせばおり)の裏用布。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の羽裏の言及

【羽織】より

…女物には,黒や色無地などに染めや縫いでおもに一つ紋をつけた準礼装,織,染め,絞りなどの絵羽織,小紋羽織などがある。生地はちりめん,綸子(りんず)が主で10月から4月ごろまでは袷(あわせ)仕立てとし,羽二重などのすべりのよい柄物の裏地(羽裏(はうら))をつける。これらの生地を単(ひとえ)仕立てにした単羽織はほとんど失われ,代りに絽(ろ),紗,羅などの夏羽織が用いられているのが現状である。…

※「羽裏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android