老老相続(読み)ロウロウソウゾク

デジタル大辞泉 「老老相続」の意味・読み・例文・類語

ろうろう‐そうぞく〔ラウラウサウゾク〕【老老相続】

高齢で亡くなった人の財産を高齢の相続人が受け継ぐこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「老老相続」の解説

老老相続

高齢者同士が相続人、被相続人である相続のこと。高齢者が高齢者を介護する老老介護同様、高齢化が進み、年々老老相続は増加傾向にある。被相続人が高齢のため、他界していて相続がその子どもに引き継がれる「代襲相続」が発生し相続対象者が複雑になったり、被相続人に認知症の人が関係していて相続手続きが煩雑になったり、相続手続き途中で被相続人が亡くなって相続対象者が変化したりと、老老相続は手続きが複雑となる傾向が強く、近年社会問題化しつつある。

(2020-3-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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