デジタル大辞泉 「胸当て」の意味・読み・例文・類語 むね‐あて【胸当て】 1 衣服の汚れを防ぐために胸に当てる布。胸掛け。2 胸のあたりをおおう鎧よろい。3 江戸時代、火事装束の一。胸を保護するもの。 むな‐あて【胸当て】 「むねあて」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の胸当ての言及 【腹掛け】より …下に〈どんぶり〉と称する大きなポケットがついており,これが体から離れているので前へかがんでも中のものが外へこぼれず,働き着の下着として機能的なものであった。素肌につけるのをたてまえとし,同形のものでも,武家の火事装束の羽織下につけるものは,胸当てといい腹掛けとはいわない。【山辺 知行】 紺のめくら縞の腹掛けは,職人その他戸外労働に従事する人びとの愛用するところであった。… ※「胸当て」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by