腎盤(読み)じんばん(その他表記)renal pelvis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腎盤」の意味・わかりやすい解説

腎盤
じんばん
renal pelvis

腎盂ともいう。腎杯が集合してできる扁平な三角形の腔所で,尿管に連なる。線維被膜と脂肪被膜に包まれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の腎盤の言及

【腎臓】より

…腎実質は,腎門から深くえぐりとられたようにへこみ腎洞を形成する。ここには,腎動静脈および尿管の上端がふくらんでできた腎盂(じんう)(腎盤)と,その間をうめる脂肪組織が存在する。腎盂は2~3個の大腎杯に分かれるが,それはさらに7~14個の小腎杯に分かれており,腎実質から突出している腎乳頭の先端に連結し,腎実質で生成された尿を受ける(図4)。…

※「腎盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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