腹横筋(読み)ふくおうきん(その他表記)transverse muscle of abdomen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「腹横筋」の意味・わかりやすい解説

腹横筋
ふくおうきん
transverse muscle of abdomen

側腹壁を構成する筋肉のうち最内層にあるもので,下位肋軟骨内面,腰腱膜,腸骨稜鼠径靭帯などから起り,横走して腹直筋鞘にいたる。腹圧を高めると同時に横隔膜を押上げて,呼気を助ける。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android