…下腿の前面を〈むこうずね〉といい,後面のふくらんだ部分を〈ふくらはぎ〉という。大腿と下腿の移行するところを〈ひざ〉あるいは〈ひざがしら〉といい,その後面は曲げるとくぼむので膝窩(しつか)(和名は〈ひかがみ〉)と呼ばれる。ときに大腿の下半前面をもひざという。…
…短頭は大腿骨後面の下半部より起こり,ほぼまっすぐに下行し,両者は膝関節の上方で合して共同の停止腱をつくり,膝関節の外側部を経て腓骨の上端へ停止する。膝窩というのは,膝関節の後面にある菱形のくぼみを指すが,その上外側部の高まりをつくるのが大腿二頭筋の停止腱で,ことにひざを曲げたときに,体表からよく触れることができる。長頭は大腿後面で坐骨神経の表層をこれと交差して走る。…
…ひざの前面は前膝部といい,このうち膝蓋骨に相当した部分を膝蓋部(いわゆる膝頭)という。また後面を後膝部といい,この中央にはへこんだ膝窩(しつか)popliteal fossa(いわゆる〈ひかがみ〉)がある。膝窩は上方に頂点を向けた三角形をなすが,この2辺は半腱様筋および半膜様筋の下端と大腿二頭筋の下端からなり,底辺は腓腹筋の起始部からなる。…
※「膝窩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...