コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

臨済禅 リンザイゼン

デジタル大辞泉の解説

りんざい‐ぜん【臨済禅】

臨済宗で行う臨済宗風を伝えた禅。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

りんざいぜん【臨済禅】

臨済宗の宗風や修行の特質を強調した語。多く修行・教育の方法が厳格で激しいこと、あるいは公案の工夫を重視することをいう。 ⇔ 曹洞禅

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の臨済禅の言及

【禅宗】より

… 日本の臨済宗は,鎌倉時代の初めに明庵栄西が入宋して,五家七宗のうちの黄竜宗を伝え,《興禅護国論》を著して,旧仏教との調和をはかりつつ,鎌倉幕府の帰依で京都に建仁寺を開くのに始まり,同じく鎌倉幕府が招いた蘭渓道隆や無学祖元などの来朝僧と,藤原氏の帰依で京都に東福寺をひらく弁円や,これにつぐ南浦紹明(なんぽしようみよう)(1235‐1308)などの入宋僧の活動によって,短期間に鎌倉と京都に定着し,やがて室町より江戸時代にその後継者が,各地大名の帰依で全国に広がるものの,先にいう四十八伝二十四流の大半が,栄西と道元その他の少数を除いてすべて臨済宗楊岐派に属する。臨済禅は,唐末の禅僧,臨済義玄(?‐866)を宗祖とし,その言行を集める《臨済録》をよりどころとするが,日本臨済禅はむしろ宋代の楊岐派による再編のあとをうけ,とくに公案とよばれる禅問答の参究を修行方法とするので,おのずから中国の文学や風俗習慣に親しむ傾向にあり,これが日本独自の禅文化を生むことになり,五山文学とよばれるはばひろい中国学や,禅院の建築,庭園の造型をはじめ,水墨,絵画,墨跡,工芸の生産のほか,それらを使用する日常生活の特殊な儀礼を生む。栄西が宋より茶を伝え,《喫茶養生記》を著して,その医薬としての効果を説いたことも,後になると茶道の祖としての評価を高めることとなる。…

※「臨済禅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

臨済禅の関連キーワードゲーリー スナイダーG. スナイダー臨済の喝徳山の棒チンパン(青帮)スナイダー原田 祖岳柴山 全慶梶浦 逸外興禅護国論南浦紹明円爾弁円万里集九無住道暁夢窓疎石見性成仏明峰素哲槐安国語虚堂智愚佐竹義篤隠元隆琦

今日のキーワード

フェイクニュース大賞

第45代米国大統領のドナルド・トランプが、自らについての報道の中で事実と異なる不公平な報道をしたと主張する、2017年のニュースに贈った賞。18年1月17日に自身のTwitterで発表し、共和党のウェ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

臨済禅の関連情報