臨界深度(読み)りんかいしんど(その他表記)critical depth

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「臨界深度」の意味・わかりやすい解説

臨界深度
りんかいしんど
critical depth

1日の水柱内の植物の全光合成生産量と全呼吸量とが一致する深度のこと。表層水中では植物による1日の光合成生産が1日の呼吸消費よりも大きく,水深が深くなるほど光合成生産は小さくなる。水柱内で水の鉛直混合が起こると,植物による光合成生産が呼吸消費より少ない水深に達する場合がある。混合水深が深くなると1日の光合成生産が1日の呼吸消費より小さくなる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む