舞水端(読み)ぶすいたん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「舞水端」の意味・わかりやすい解説

舞水端
ぶすいたん / ムスタン

北朝鮮、日本海側にある東朝鮮湾の大湾曲の北部にあたる岬。葛麻浦(かつまほ)の東側南端を占めている。行政的には咸鏡(かんきょう)北道南部の花台郡下である。岬は赤土色の高い崖(がけ)をなし、外端の高さ73メートルで、北方に向かって漸次高まり、最高533メートルに達している。岬の崖は北方に向かって直線的で、漁郎端まではよい港がない。岬の北3.5キロメートルには門岩という洞穴奇岩がある。

[魚 塘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android