良うせずは(読み)ヨウセズハ

デジタル大辞泉 「良うせずは」の意味・読み・例文・類語

うせずは

悪くすると。
「―孫などもはひ歩きぬべき人の親どち昼寝したる」〈二五

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精選版 日本国語大辞典 「良うせずは」の意味・読み・例文・類語

よう【良】 せずは

  1. 悪事や不幸なことを想像する場合に用いる。悪くすると。もしかすると。ひょっとすると。
    1. [初出の実例]「おとななる子どもあまた、ようせずは、孫などもはひありきぬべき人の親どち昼寝したる」(出典:枕草子(10C終)二五)

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