花見船(読み)ハナミブネ

デジタル大辞泉 「花見船」の意味・読み・例文・類語

はなみ‐ぶね【花見船】

岸や堤の桜を眺めるために川などに浮かべる船。 春》「一つ杭につなぎあひけり―/零余子

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精選版 日本国語大辞典 「花見船」の意味・読み・例文・類語

はなみ‐ぶね【花見船】

  1. 〘 名詞 〙 岸や堤に咲く花を楽しむために川や池に浮かべて人を乗せる船。《 季語・春 》

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世界大百科事典(旧版)内の花見船の言及

【十七弦】より

…形態は13弦の箏に似るが,長さ7尺(2.1m)程度(当初は8尺ほどの大十七弦と,7尺の小十七弦とあったが,前者の頭部を短くしたため,いずれも同長となった)で,弦も13弦箏より4倍程度太いものを張り,頭部のピンで張力を調節する。宮城の21年の《花見船》で用いられたのが最初。現在では,現代邦楽の合奏曲の編成楽器として広く用いられるほか,その独奏曲まで書かれるにいたっている。…

※「花見船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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