若市(読み)にゃくいち

精選版 日本国語大辞典 「若市」の意味・読み・例文・類語

にゃくいち【若市】

  1. 狂言。各流。尼の若市は、手に持っていた花を、道で会った住職に寺から盗んだものと言いがかりをつけられ、打たれる。腹を立てた若市は、仲間の尼を大ぜい集め、やり、のこぎりなどを持って寺を襲い住職をこらしめる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android