若市(読み)にゃくいち

精選版 日本国語大辞典 「若市」の意味・読み・例文・類語

にゃくいち【若市】

  1. 狂言。各流。尼の若市は、手に持っていた花を、道で会った住職に寺から盗んだものと言いがかりをつけられ、打たれる。腹を立てた若市は、仲間の尼を大ぜい集め、やり、のこぎりなどを持って寺を襲い住職をこらしめる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android