英国国教会(読み)エイコクコッキョウカイ

関連語 英国教会

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「英国国教会」の意味・わかりやすい解説

英国国教会
えいこくこっきょうかい

「アングリカン・チャーチ」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の英国国教会の言及

【アングリカン・チャーチ】より

…狭義には英国国教会を指すが,広義には日本聖公会をも含む全世界の聖公会を意味するアングリカン・コミュニオンAnglican Communionと同義に用いられる。イギリスへのキリスト教伝道は初めアイルランドのケルト系宣教師によってなされたが,カンタベリーのアウグスティヌスの渡英(597)以降イギリスの教会はローマ教皇を頭(かしら)とする西方教会に組み込まれ,ノルマンディー公ウィリアムのイギリス征服(1066)以後は,いっそう緊密な教皇庁との関係を維持した。…

【イギリス】より

…19世紀の庶民の朝食であったポリッジ(オートミール)がコーンフレークスに取って代わられつつあるのと同じく,それは生活文化の相における大英帝国の影響の消滅とアメリカ化を象徴しているといえよう。【川北 稔】
[宗教]
 イギリスでは,イングランドの国教会は英国国教会(アングリカン・チャーチ)であり,スコットランドの国教会は長老派教会である。国教会のほかにも,自由教会と呼ばれる会衆派教会バプティスト教会,メソディスト教会やローマ・カトリック教会その他の教会が存在している。…

【三十九ヵ条の信仰告白】より

…英国国教会の教義的立場を示す信仰個条,聖公会大綱ともいう。1553年にクランマーが作成した《四十二ヵ条の信仰告白》に基づいて63年の聖職会議が制定し,71年に議会の承認を受けた。…

※「英国国教会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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