茂次平(読み)もじへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「茂次平」の解説

茂次平 もじへい

?-? 江戸時代後期の漂流民。
陸奥(むつ)牡鹿郡(宮城県)石巻の若宮丸乗組員。寛政5年(1793)仙台沖で遭難しロシア領に漂着イルクーツクで神昌丸漂流民新蔵の援助をうけ,8年余り滞在。のち巳之助とともにペテルブルグロシア正教に入信し,帰化した。茂治郎とも。ロシア名はザハル=ブルダコフ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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