草切り(読み)クサキリ

デジタル大辞泉 「草切り」の意味・読み・例文・類語

くさ‐きり【草切り】

《「くさぎり」とも》
まぐさを細かく刻む器具。押し切り。
まぐさを刈ること。また、刈る人。
荒地を初めて開墾した人。草分け
「アノ人ハコノ村ノ―ダ」〈和英語林集成

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動植物名よみかた辞典 普及版 「草切り」の解説

草切り (クサキリ)

学名Homorocoryphus lineosus
動物。キリギリス科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の草切りの言及

【草分け】より

…転じて,物事を創始することやその人をいう。草切り,鍬開き,芝起し,芝切りなどともいう。近世に開発された新田村などでは,歴史的事実として,最初に荒野を切り開いて耕地と集落を設定した者の子孫の家を草分けとか草切りと呼び,実際にその村の名主,組頭等の村役人を世襲的に独占していたことも多い。…

※「草切り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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