荒粕(読み)あらかす

精選版 日本国語大辞典 「荒粕」の意味・読み・例文・類語

あら‐かす【荒粕】

  1. 〘 名詞 〙 魚の頭部、背骨、尾、内臓などから作る肥料

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の荒粕の言及

【魚肥】より

…生産,消費は昭和10年ころが最高であったが,第2次大戦後のイワシ,ニシンの漁獲高激減などにより生産量は減少した。魚肥はほしか(干鰯)とイワシやニシンの〆粕(しめかす)(油をとった残り粕)が主であったが,最近は魚類の加工残渣や調理残渣の処理物である荒粕類がほとんどである。後者は魚骨の割合が多いため,窒素含量が低く,リン酸含量が高くなる。…

※「荒粕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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