荒肌(読み)アラハダ

デジタル大辞泉 「荒肌」の意味・読み・例文・類語

あら‐はだ【荒肌/荒膚】

きめの粗い肌。ざらざらと荒れている肌。あれはだ。

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精選版 日本国語大辞典 「荒肌」の意味・読み・例文・類語

あら‐はだ【荒肌・荒膚】

  1. 〘 名詞 〙
  2. きめの荒い皮膚。ざらざらした表皮。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. よごれた肌。また、その人。
    1. [初出の実例]「始精進第五日可参宮也。荒膚等余社忌之歟、当宮者無其儀也」(出典:文保記(1377頃))

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世界大百科事典(旧版)内の荒肌の言及

【鋳造】より

…鋳造方案,鋳物砂,注湯作業の不適正が原因である。(4)鋳肌不良 鋳肌が荒い荒肌surface folding,鋳型の砂粒子の間に溶湯が入り込むさし込みmetal penetrationなどがある。鋳物砂,造型法を改善する。…

※「荒肌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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