蓮葉氷(読み)ハスハゴオリ

デジタル大辞泉 「蓮葉氷」の意味・読み・例文・類語

はすは‐ごおり〔‐ごほり〕【×蓮葉氷】

互いにぶつかりあって、外縁部がめくれあがった氷塊。ほぼ円形で直径数十センチから3メートル程度、厚さ約10センチ。名称は、ハスの葉のように見えることから。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「蓮葉氷」の解説

蓮葉氷

海、湖、池などの氷が溶け始め、氷塊が互いにぶつかり合い、氷の縁がまくれあがった状態をいう。大きな薄い氷が蓮の花のようにぽかりぽかりと浮いているところから、このことばが生まれたのであろう。普通には浮氷(ふひょう)、解氷(かいひょう)、凍解(とうかい)、流氷といわれるもの。
顔に照りまだねむげなる浮氷\村越化石

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android