藤の丸(読み)フジノマル

デジタル大辞泉 「藤の丸」の意味・読み・例文・類語

ふじ‐の‐まる〔ふぢ‐〕【藤の丸】

藤の花を円形図案化した文様
紋所の名。二房の花を円形に描いたもの。上がり藤下がり藤がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の藤の丸の言及

【フジ(藤)】より

…ただ加藤,後藤,斎藤,佐藤,近藤というように,名字に藤のついた諸家が,それにちなんで多く用い始めて今日にいたっている。家紋の中でもとくに優美な文様的性格の強いもので,だいたい両側から二つの花房の垂れ下がった,下がり藤の丸が多いが,このほかにも上がり藤の丸,藤巴(ふじともえ),八ッ藤などがあり,種類は数十に及んでいる。【山辺 知行】。…

※「藤の丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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