藤井寺[市](読み)ふじいでら

  • 藤井寺

百科事典マイペディアの解説

大阪府中部,大和川中流左岸にある市。1966年市制。古墳群地帯で,允恭(いんぎょう)天皇陵仲哀天皇陵,古室山古墳群(史跡)をはじめ多くの史跡があり,葛井(ふじい)寺道明寺など古寺も多い。米作のほか,イチジク,モモ,ブドウなど果樹栽培がみられる。小規模な紙器・製箔(はく)・化学・金属加工・プラスチック加工工業がある。近鉄南大阪線・道明寺線,西名阪自動車道が通じ,宅地化が著しい。8.89km2。6万6165人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

大阪府南東部の市。1966年美(みささぎ)町が市制,改称。人口6万6988(1995)。北部は大和川に接し,南部は羽曳野(はびきの)丘陵で羽曳野市に隣接する。丘陵末端に城山古墳や仲哀陵,允恭(いんぎよう)陵,仁賢陵などが集中し,羽曳野市から続く古市古墳群一角を占める。東部の国府(こう)は河内国の国府が置かれたところで,無土器,縄文,弥生時代の遺跡や飛鳥時代の寺院跡(衣縫(いぬい)廃寺)もある。1923年の大阪鉄道(現,近鉄南大阪線)開通以後,住宅地が形成されるようになり,第2次大戦後,住宅開発が本格化した。

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