蚕日待(読み)かいこびまち

精選版 日本国語大辞典 「蚕日待」の意味・読み・例文・類語

かいこ‐びまちかひこ‥【蚕日待】

  1. 〘 名詞 〙 正月、または秋に、養蚕農家が集まって行なう日待ち行事。おしらこう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の蚕日待の言及

【カイコ(蚕)】より

…現在でも蚕種の包装紙や蚕種紙に馬の印を用いるのはこの説話に基づく。繭の豊作を祈願する行事として農民の習俗のいちじるしいものに小正月の繭玉,蚕神の祭りである蚕日待などさまざまの習俗があり,屋根裏に蚕室を造るために民家の構造にも変化が現れ,二階造りが多くなった。これらの点でカイコの飼養とその信仰とが農民生活に与えた変動はいちじるしいものがあった。…

※「蚕日待」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む