蛙の面へ水(読み)カエルノツラヘミズ

デジタル大辞泉 「蛙の面へ水」の意味・読み・例文・類語

かえるつらみず

《蛙の顔に水をかけても平気なところから》どんな仕打ちにも少しも感じないこと。蛙の面に小便

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蛙の面へ水」の意味・読み・例文・類語

かえる【蛙】 の 面(つら)へ=水(みず)[=小便(しょうべん)・冗談書(じょうだんがき)

  1. 蛙の顔に水をかけても(小便や落書きをしても)、平気なところから、どんなことをされても平気でいるさまにいう。しゃあしゃあとしていること。
    1. [初出の実例]「又は此未帰客は黄河を頭下しそそぐとも、ちっとも不動者よと也。蛙の面へ如水なぞと也」(出典:無刊記刊本碧巖鈔(1620‐40頃)三)

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