蝦蟇禅(読み)ガマゼン

デジタル大辞泉 「蝦蟇禅」の意味・読み・例文・類語

がま‐ぜん【××蟇禅】

《ガマはただ跳ぶだけで、ほかの術を知らないところから》中途半端な悟り方で、自由な働きのできない禅。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「蝦蟇禅」の意味・読み・例文・類語

がま‐ぜん【蝦蟇禅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 蝦蟇は単にひと飛びするだけで、他に能がないというところから ) 一知半解を得ただけで、他に通じない不自由な禅。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android