…イギリス,アメリカ,フランスなどの統治機構は,議会を中心としてその立法にもとづく司法・行政を考えるため,政府概念は広義のものとなることができた。ドイツや日本では,君主大権のもとで,官僚的行政機構(官僚制)中心の国家形成が上から進められ,議会はむしろ,政府=行政府と対立するものと観念された。これを基礎づけたドイツ国法学は,政府を立法機関から独立した〈指導の国家的・法律的形式〉(H.ケルゼン)に限定することにより立憲主義,自由主義の理念と官僚主義的行政国家の妥協をはかったのであった。…
※「行政府」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...