行船の(読み)ゆくふねの

精選版 日本国語大辞典 「行船の」の意味・読み・例文・類語

ゆくふね‐の【行船の】

船が過ぎて行く意で「過(す)ぐ」にかかる。
万葉(8C後)一〇・一九九八「吾が恋を夫(つま)は知れるを往船乃(ゆくふねノ)過ぎて来べしや言も告げなむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android