つま

改訂新版 世界大百科事典 「つま」の意味・わかりやすい解説

つま

刺身酢の物にあしらいとして添えるもの。しらがダイコンやミョウガのせん切りなど刺身の下に敷くものと,穂ジソ,タデ,ボウフウなど前盛りとしてあしらうものとに区分し,前者を〈けん〉または〈敷きづま〉,後者を〈つま〉と呼ぶことがある。江戸時代には〈けん〉と呼ぶのがふつうで,〈つま〉の用例は少なく,それも汁の実などをさしていた。《守貞漫稿》などは〈添物〉と呼び,〈江戸刺身添物三,四種ヲ加フ。糸切大根,同ウド,生紫海苔,生防風,姫蓼〉などとしている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のつまの言及

【刺身】より

…糸作りは細長く切るもので,アマダイ,サヨリ,キス,イカなどに用いることが多い。盛付けにはふつう〈つま〉と辛みを添える。つまは〈けん〉ともいい,口直しの役目とともに,景容を整えるために使われる。…

※「つま」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android