裏焼筆(読み)うらやきふで

精選版 日本国語大辞典 「裏焼筆」の意味・読み・例文・類語

うらやき‐ふで【裏焼筆】

  1. 〘 名詞 〙 焼き炭で作った筆。屏風などの線描き下図をそのまま本紙へ写し取るとき、これで下図の裏面からなぞり、そうしてできた図を本紙にあてて棒でこすって作る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android