デジタル大辞泉 「褥盤」の意味・読み・例文・類語 じょく‐ばん【×褥盤】 昆虫の脚の先端部の突出部。一対の爪の基部の小さなふくらみをさす。種によっては吸盤状をしており、平滑で垂直な壁などでも自由に歩き回ることができる。爪間板そうかんばん。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の褥盤の言及 【ハエ(蠅)】より …これらはハエの中でも高等で体制がよく発達している。脚の先端には,つめ,爪間板(そうかんばん)のほかに褥盤を生ずる。褥盤には粘液を分泌し,ガラスの表面や天井にも静止でき,これにより病原菌などを付着させて運搬するといわれるゆえんである。… ※「褥盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by