日本歴史地名大系 「西郡筋」の解説 西郡筋にしごおりすじ 山梨県:総論西郡筋戦国末期から江戸時代に使用された広域呼称で、九筋二領の一つ。巨摩郡と八代郡の各一部にわたる。天正一七年(一五八九)一一月二三日の法善(ほうぜん)寺(現若草町)宛の伊奈忠次寺領証文(法善寺文書)、同日付の薬王(やくおう)寺(現三珠町)宛の伊奈忠次寺領証文写(薬王寺文書)、同年一二月七日の南明(なんめい)寺(現増穂町)宛の伊奈忠次寺領証文(南明寺文書)などに西郡筋とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by