見たくでもない(読み)ミタクデモナイ

デジタル大辞泉 「見たくでもない」の意味・読み・例文・類語

みたく‐でも‐な・い【見たくでもない】

[連語]《近世後期の江戸語
見たくもない。
「酒なんざあ―・い」〈滑・浮世風呂・二〉
みっともない。見るにたえない。
「なまける奴に、ろくな事を考へ出した例がねえ。みたくでもねえ」〈滑・浮世風呂・前〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android