親を睨むと鮃になる(読み)おやをにらむとひらめになる

精選版 日本国語大辞典 「親を睨むと鮃になる」の意味・読み・例文・類語

おや【親】 を 睨(にら)むと=鮃(ひらめ)[=鰈(かれい)]になる

親をにらんだりすれば、その罰で目が片寄って鮃のようになる。親に反抗したり、親をそまつにしたりしてはいけないと戒めることば。
※雲形本狂言・伊呂波(室町末‐近世初)「親(オヤ)をにらうで、かれといふうをにならうぞよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android