言ば世の常(読み)いえばよのつね

精選版 日本国語大辞典 「言ば世の常」の意味・読み・例文・類語

いえ【言】 ば 世(よ)の常(つね)

  1. 言葉に出して言うと平凡なものになって、とても言葉には尽くせない。言うも世の常。言えばおろか。
    1. [初出の実例]「かいねりのつや下襲(したがさね)などの乱れあひて、〈略〉いへばよのつねなり」(出典枕草子(10C終)一四二)

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