言幸く(読み)ことさきく

精選版 日本国語大辞典 「言幸く」の意味・読み・例文・類語

こと【言】 幸(さき)

  1. 言霊(ことだま)の力によって無事であるように。幸福に。しあわせよく。
    1. [初出の実例]「言幸(ことさきく) 真幸くませと」(出典万葉集(8C後)一三・三二五三)

言幸くの補助注記

挙例は「事幸く」で、平穏に、無事にの意とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ことだま 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む