詩韻(読み)しいん

精選版 日本国語大辞典 「詩韻」の意味・読み・例文・類語

し‐いん‥ヰン【詩韻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 詩の韻。詩の中におりこまれている韻。
  3. 韻を踏んでいる詩。漢詩
    1. [初出の実例]「何かしの寺にあそびて作てけるしゐんに、松杉粛寺晩といふ句ありけるを」(出典:菅江真澄遊覧記(1784‐1809)牧乃冬かれ)
  4. 詩のおもむき。詩のもっている雅趣。〔白居易‐継之尚書自余病来寄遺非一又蒙覧酔吟先生伝題詩以美之今以此篇用伸酬謝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android