世界大百科事典(旧版)内の誰のためにの言及 【石光真清】より …少佐に進んだが戦後は軍に戻るべき場所なく,一時世田谷村三等郵便局長として平穏な生活に入る。1917年関東都督府から再び諜報勤務命令をうけ,ロシア革命の動乱の渦中に飛びこむが,その命がけの体験にもとづく献策も,シベリア出兵軍司令官の大井成元中将に〈君は一体誰のために働いとるんだ,ロシアのためか〉と一蹴される。失意の帰国後は貧苦と念仏三昧の晩年だった。… ※「誰のために」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by