精選版 日本国語大辞典 「諸味酒」の意味・読み・例文・類語
もろみ‐ざけ【諸味酒】
- 〘 名詞 〙 醸造してまだ糟(かす)をこしてない酒。どぶろく。
- [初出の実例]「醪はもろみ酒ぞ汁と滓とまじりたぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)爰盎鼂錯)
…〈すみさけ(清酒)〉に対する〈にごりざけ〉で,濁醪(だくろう)ともいう。清酒の醸造過程でできる〈もろみ(醪)〉をかす(粕,糟)をこさずに,そのまま飲用に供するもので,〈もろみ(諸味)酒〉ともいい,白濁しているところから〈白馬(しろうま)〉の俗称もある。禅僧一休宗純の《狂雲集》に〈喫酒は必ず濁醪を用ゆべし,肴はすなわちその糟のみ〉と見えるが,よくできたものには清酒とは異なったうまみがある。昭和初年までは営業用の醸造が行われていたが,現在では許可されていない。…
※「諸味酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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