讃衆(読み)サンシュ

世界大百科事典(旧版)内の讃衆の言及

【讃】より

…讃の初句は讃頭(さんどう)の役が唱え,そのあと職衆(しきしゆう)一同が唱和し,曲が終わった所で鈸(はち)(または鈸と鐃(によう))で一定の曲節を奏するのが定型となっている。なお讃を唱和する役を他の職衆ととくに区別する場合は,讃衆(さんじゆ)と称する。〈讃〉の字を用いる和文の声明曲に和讃の類と讃嘆(さんだん)の類があるが,これらは漢語讃や梵語讃とは曲節の形が違うので,讃の中に加えないほうが妥当である。…

【大衆】より

…法要の出勤者を指す職衆(しきしゆう),衆僧,列僧などもほぼ同様の意味合いである。声明の斉唱者集団は,讃衆,散花(さんげ)衆,梵音(ぼんのん)衆,平(ひら)衆などと称することもある。衆徒大衆(しゅとだいしゅう)【高橋 美都】。…

※「讃衆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む